楽チンピヨヨ~。
ピヨ吉みたいな素直さを小ばかにしつつ羨ましくもあるFPの大仏くんです。
今回は、
「会社員でも確定申告が必要な人」がどんな人かをまとめました。
あなたにも必要なのか確認してみて下さい。
「必要ではないけどした方が良い人」も要チェックです。
こちらの方が情報としては大事かもしれません。
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もくじ
会社員でも確定申告が必要な人【一覧】
有無を言わさず確定申告しなきゃいけない会社員の方はこんな人達です。
- 年収が2000万円以上!
- 副業で年20万円以上稼いでる!
- 2か所から給料もらってて、メインじゃない方も年20万以上!
- 親父の経営してる会社から家賃もらってる!
申告しなかった場合のペナルティ
ピヨ吉は確定申告が必要だったピヨ!
年収が6700万ピヨ。
この人たちは申告しないとペナルティがありますよ。
- 無申告加算税
- 延滞税
- 重加算税
などなど。
簡単に言うと余計に税金を取られるってこと。
ちなみに無申告加算税は50万円までなら10%、それ以上だと15%も余計に持ってかれます。延滞税は2か月以上放置してると9.2%も取られますよ!
あんまり露骨に納税を無視すると脱税ですからね!
必要じゃないけどした方が良い人【一覧】
「申請すると支払いが増えること」を無視するとペナルティ。
でも、「申請すると得をすること」について国は何も言ってくれません。
知らなきゃ損をするので、
ざっくり覚えておきましょう。
必要ではないけど、
確定申告した方が良い会社員の方はこちら。
- 医療費が10万以上かかってる。
- 2000円以上寄付した(ふるさと納税とか)
- 災害、盗難にあった。
- 養ってる人が増えた。(親と同居含む)
- 妻や夫と離婚した。もしくは死別した。
- マイホームを買った。
- 退職して年末にまだ再就職してない。
それぞれ簡単に解説しましょう。
①医療費が10万円を超えている。
所得から引いてくれる額は
実際にかかった医療費ー保険会社からもらった額ー10万円
※家族の分も入れてOKです。
例えばこの方の場合
- 1年間の医療費が100万円
- 保険会社からの給付が20万円
100万ー20万ー10万=70万円
もし年収が500万だったとしたら、
500万ー70万=430万
500万円に税金をかけられるはずだったのに、
430万円にしか税金をかけられるずに済みます。
②寄付を2000円以上した。
例えば10万円寄付したら、998,000円は所得から引いて良いんです。
ほとんど「ふるさと納税」でしか使わないと思いますけどね。
上限などがあったりするので、詳しくは「ふるさと納税」の記事をご覧ください。
→「ふるさと納税とは?節税メリットを日本一わかりやすく!」
③災害、盗難にあった。
「台風で水びたしや!」
「火事で家が燃えちゃったよ!」
「泥棒に入られちゃった!」
という時には可哀そう過ぎて税金を軽くしてくれるんですね。
雑損控除、災害減免法なんて呼ばれています。
④養う人が増えた。
養う相手の年齢によって引いてくれる額が変わります。
養う相手が子ども | 引いてくれる額(控除額) |
16歳~18歳 | 38万円 |
19歳~22歳 | 63万円 |
養う相手の子どもじゃない | 引いてくれる額(控除額) |
23歳~69歳 | 38万円 |
70歳以上の親、祖父母 | 48万円 |
70歳以上のおじ、おば等 | 58万円 |
⑤妻や夫と離婚、もしくは死別した。
再婚すると対象になりません。
女性と男性、所得によっても引いてくれる金額が違います。
女性の場合 | 引いてくれる額(控除額) | |
子どもがいる | 年収500万円以下 | 27万円 |
子どもがいない | 年収500万超え | 27万円 |
年収500万以下 | 35万円 | |
男性の場合 | 引いてくれる額(控除額) | |
子どもがいて年収500万以下のみ | 27万円 |
⑥マイホームを買った
いわゆる「住宅ローン控除」というやつです。
最大40万円を税金から引けます。
他との大きな違いは、
所得ではなく税金から直接引けるということ。
これを「税額控除」といいます。
40万円の所得控除→実際の減税効果は8万円くらい。
40万円の税額控除→減税効果はそのまんま40万円!
住宅ローン控除についてはこちらでわかりやすく解説してます。
→「住宅ローン控除とは?日本一わかりやすくお伝えします!」
⑦退職して、年末にまだ再就職してない。
年末に新しい会社に勤めていれば、新しい会社が年末調整をしてくれます。
それ以外の方は確定申告が必要です。
税金の払い過ぎになってる可能性が高いのでちゃんと申告した方がいいですよ。
まとめ
あなたは確定申告が必要な人でしたか?
必要でなくてもした方が良い人についても、
頭の片隅に覚えておきたいですね。
知らないと損ですから。
実際によく使うのは、
- 2000円以上の寄付(ふるさと納税)
- マイホームを買った(住宅ローン控除)
辺りだと思います。
これらについては、別の記事で詳しく解説しますね☆
住宅ローン控除について
→「住宅ローン控除とは?日本一わかりやすくお伝えします!」
ふるさと納税について
→「ふるさと納税とは?節税メリットを日本一わかりやすく!」
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