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教育資金の貯め方と手順!大きな流れを確認しよう!

妊娠・出産すると、お金に対する不安がでてきますよね。
先日の記事で、その不安はやり方や情報が見えないからだとお伝えしました。
↓↓↓
「妊娠したら知っておきたいお金の不安の原因と解消法」

不安を消そうにも、調べなければいけない事も多く、

「一体どこから調べたらいいの?」

という声がよく聞こえてきます。

今日は、僕たちプロの人間が、
「普段どのような手順で子育て資金、教育資金について計画していくのか?」

この全体像をお話ししましょう。

 

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子育て資金計画の全体像

ご安心ください。

子育て資金のための手順はとってもシンプルです。
順を追ってわかりやすくお伝えします。難しいことなどありません。

僕たちプロの人間に頼まなくても(でも頼んで!)、きっと素敵な計画ができると思いますよ。

※ちなみに、わかりづらいのでこんな感じで使い分けています。
子育て資金・・・子供を育てる全般にかかるお金
教育資金・・・幼稚園、高校や大学など、学校にかかるお金

では、手順を見てみましょう。

《子育て資金計画の手順》

  1. 何にいくらかかるのかを把握する。(支出)
  2. どんなサポートがあるのかを確認する。(社会保障からの収入)
  3. どんな資源があるのかを確認する。(ご家族の収入)
  4. 貯金方法を決める。

 

これだけです。

「これだけって!そのいくらかかるのか把握するのがもう面倒なの!!!」
うんうん、わかります。
わかりますよぉその気持ち。

こちらの記事でも紹介した通り、調べる事自体がえらい大変です。
「妊娠したら知っておきたいお金の不安の原因と解消法」

でも大丈夫、このサイトで全て網羅できるようにしますからね。
出し惜しみはしません!

早速細かく見ていきたいところですが、すべての項目をこの記事に詰め込むとパンクしてしまいます。
まずはそれぞれの概要をざっくり説明しましょう。

 

何にいくらかかるのかを把握する

最初のステップは、支出を把握すること。

とはいっても、食費にいくらだとか、電気代がいくらだとか、それはしなくて大丈夫。
そういった生活費の部分は、実は「③どんな資源があるかを確認する」の項目で使います。

ちなみに、家計簿も無理につける必要はないと思います。
「もうつけてるよ!」という方は、悪い事ではないのでもちろん続けてもOKです。

今はもっと大きな項目を見ましょう。

具体的には、

  • 妊娠・出産費用
  • 子供の受け入れ準備
  • 引っ越し資金
  • 保育園、幼稚園
  • 高校、大学

といったところでしょう。

一応、住宅や老後の資金についても多少考慮しておいた方が良いです。

「子供の教育資金を貯めるのに夢中で老後資金がない!!」
なんて事になるのも切ないですからね。

それぞれ、平均値などが一目でわかるようまとめた記事を後日書きます。
それを利用しながら、あなたの環境に当てはめてリスト化しておくと良いと思います。

この時のコツはあまり細かくやろうとしないことです

細かく把握しなくていい

細かく把握しなくていい、というかしない方が良いと言っても過言ではないかも知れません。
理由は以下の通りです。

  1. 大体その通りにならない
  2. 大変過ぎて疲れちゃう

 

①大体その通りにならない

ライフプランニングを生業としてきた僕がこんな事をいうのもなんですが、将来いくらかかるかって結局わからないんですよね。目安くらいしか。

その目安も所詮平均値ですし、計画通りに進まないのが人生です。

「公立に行かせようと思ってたけど、私立に進んだ。」
「私立分を用意してたけど、特待生で授業料免除だった。」
「子供は2人欲しいと思ったけど、1人でよくなった。」
「1人だけ欲しいと思ってたけど、4人できた。」

人生には変数が多すぎます。
全てを予測し、計画通りに運ぶには護廷十三隊を単独で壊滅できるくらいの能力がないと無理です。

あくまで、目安であり、目標値なんです。

《goo国語辞書》
目標:行動を進めるにあたっての目安、めじるし。

目標は、目標自体を達成するためにあるのではありません。
ゴールに行きつくための目安、めじるしなんです。

「公立の予定だったけど、私立になりそうだから予定よりこれくらい足りなそうだな」

「2人のつもりだったけど、1人になったから、これくら余りそうだな」

そうやって、修正をするためにある計画だと思いましょう。

 

②大変過ぎて疲れちゃう

物やサービスの価格は細かさに切りがありません。
本気でやると疲れちゃいます。
本職の僕が言うんですから間違いありません。

あまり時間をかける項目ではないのです。
ここに時間をかけるよりも、日々の生活で幸せを感じることに時間を使った方が有意義だと思います。

 

どんなサポートがあるのかを確認する

サポートというのは主に社会保障のことです。

具体的には、

《お金がもらえる系》

  • 妊婦検診費の助成
  • 出産育児一時金
  • 出産手当金
  • 育児休業給付金
  • 児童手当金
  • その他タクシーチケットなど

 

《お金を払わなくて良い系その他》

  • 高額療養費制度
  • 児童医療費免除
  • 社会保険料免除
  • 幼児教育、高校、大学無償化
  • 奨学金

ざっとこの辺りを抑えておけば大丈夫でしょう。

このラインナップを見て、頭が痛くなった方。
大丈夫です。ひとつひとつはとっても簡単に説明できます。

人によっては見なくて良いものもあります。

ちゃんとわかりやすく説明するのでご安心ください。
暗記もしなくて大丈夫です。

なんとなく理解できていれば、全く問題ありません。

 

どんな資源があるのかを確認する

積み立てるにも、源資がないと積み立てられないですよね。

月々20万円が余る人と、1万円しか余らない人。

貯金が1億ある人と、全くない人。

作戦が変わってくるのは当然です。

ここで大事なのは、

  • 毎月いくら余るのか
  • いくらの貯金があるのか

これだけです。

 

毎月いくら余るのか

いよいよ生活の関わるゾーンに入ってきましたね!

家計簿はいらない?

この「毎月いくら余るのか」を出すために、家計簿をつけようという方がたくさんいます。

僕の考えでは、家計簿はいりません。

家計簿がムダだと言っているのでは決してありません。
ここでは必要ないというだけです。

家計簿は、「家計のムダをなくす為のもの」であり、収支を出すものではないと考えるといいと思います。
その方が圧倒的に気持ちが楽になります。
全てをくまなく記録に残すのは、本当に骨が折れます。複雑骨折です。

 

口座を1つ用意する

いくら余るのかを確認するには、口座が1つあれば十分

口座を1つ作って、月の初めに30万入れたとしましょう。
翌月5万円が余っていれば、余剰が5万円というだけの話です。

心配しなくても、
「今月10万もオーバーしてる!でも何に使ったか謎!!謎の10万!!」
ということはあまりありません。

そんな大金がオーバーしていれば、たいてい思い当たるはずです。

「初月で5万余ったから、うちは毎月5万余るのね」
というのも、少し勇み足ですが、

イレギュラー的に特別出費が少なかった月でなければ、それより少し低い金額で見積もります。
5万余っていれば、3~4万くらいを目安にするといいでしょう。

しばらくして、
「いや、これもっと余ってたわ」
となれば修正すればいいのです。

 

いくらの貯金があるのか

もし、すでにまとまったお金があるのなら、子育て資金を用意しなくても良いかも知れません。

もしくは、その貯金を運用し、さらに有利に資金を用意できるかも知れません。

しかし運用といっても、
「FXで一儲けしましょう!」
などとは口が裂けても言いませんよ。

資産運用とは、株や為替にぶん投げてがっぽり稼ごうというものではないからです。
それは投機といいます。

資産運用とは、今ある資産のバランスを保つことで、資産を守ったり、有利にすることなのです。

目的によって、適切なお金の置き場所は変わってきます。

教育資金には教育資金の置き場所があるし、
老後資金には老後資金の置き場所があります。

日本の銀行は歴史上最低で、世界最低の金利です。
金融商品まみれになる必要は全くないですが、銀行に一本漬けというのも考え物かもしれません。

 

貯金方法を決める

ここまでくれば、あとは目標から逆算して貯金方法を決めるだけです。

逆算方法はいたってシンプル。
仮に大学費用に300万貯めておきたいのであれば、

300万÷12ヵ月÷18年=13,888円
月々14,000円貯めれば良いということになります。

あとはこれをどこで積み立てるか、お金の置き場所といってもいいです。

具体的には

  • iDeCo
  • NISA
  • 財形貯蓄
  • 年金保険
  • 終身・養老保険
  • 銀行の普通預金

などになります。

いくら貯めたいのか、何年後に使うのか、リスクを取れだけ取るのかなど。
こちらも家族によって良い商品は変わってきます。

ただ、子育て資金を使うタイミングは、

  • 出産時(1年内)
  • 15年後(高校入学)
  • 18年後(大学入学)

というパターンがほとんどです。
その為、老後に使うような年金物(イデコや個人年金保険)を使うことはあまりないでしょう。

 

まとめ

今回は、子育て資金計画を立てる上での全体像をお話ししました。

《子育て資金計画の手順》

  1. 何にいくらかかるのかを把握する。(支出)
  2. どんなサポートがあるのかを確認する。(社会保障からの収入)
  3. どんな資源があるのかを確認する。(ご家族の収入)
  4. 貯金方法を決める。

これだけでは実際に計画を立てるのは難しいと思います。
具体的な数字が全然出てきてないですからね。

次回から、それぞれの項目を深堀りしていきます。

恐れることはありません。
ひとつひとつはとっても簡単ですから。

焦らず、丁寧に進んでいきましょう。

 

 

 

 

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