学資保険は必要？たった１つの判断基準と学資保険の裏側！

 

こんにちは、
体はこども、頭脳は大人、名探偵コナンです。

・・・

いいえ、FPの大仏くんです。

子どもが生まれると多くの方が学資保険を考えます。

しかし、
「学資保険なんて必要ないよ！」という人がいたり、
「入った方がいいわよ！」という人がいたり。

「どっちやねん！」という人がいたりしますよね。

今回は、実際のところ学資保険は必要なのか。
裏まで全部お伝えしますよ☆

 

ぶっちゃけ学資保険て必要なの？

必要ありません。

いきなりですが、必要ありません。

保険に詳しいファイナンシャルプランナー(FP)で、
学資保険に入ってる人なんているのかな？

少なくとも僕はマジで聞いたことないですね。
そんな人いたらスキルを疑いますね。

ただし！！！！
誤解しないで欲しいのが、学資を貯める保険はあって良いと思います。

「学資保険」と「学資を貯めるベストな保険」

「学資保険」とは

その名の通り、教育資金を貯める為の保険です。
各社いろんなのを出してますよね。
CMでもバンバン流れてると思います。

学資保険の利回り

でも「学資保険」という名前の保険は、
教育資金を貯めるのに向いていません。

利回りが悪いからです。

そりゃアフィリエイトにはそう書いてあるだろうけど。

てか何と比べて良いんだよ・・・。まさか銀行？
世界史上最低の金利である日本の銀行と比べられても・・・。
大体いつの話だよって思います。

今の学資保険の利回りなんてもうホント残念なもの。
金を貯めるならもっと高利回りのがあります。

保障も微妙

保障が大事ならそれこそもっと強力な保険がいっぱいあるんですよね。

支払い総額と保障額の割合を、
「保険金倍率」といいます。
学資保険の保険金倍率はけっこう低めです。

• 利回り悪い
• 保障も微妙

なんともいえないでしょ。

学資保険の存在理由

お客さんを集める為です。
名前がわかりやすいでしょ。
「学資保険」っていうのが。

それで何がいいって、売りやすいんですよ。
キャッチーだから。

子どもの教育資金＝学資保険
と刷り込まれた方々が集まりますから。
知識のない保険屋さんでも簡単に売れるんです。

「学資を貯めるベストな保険」とは

現在の、
教育資金を貯めるのにベストな保険は、

ドル建て短期払い保険の一択です。

現時点ではね。

ドル建て

ドル建て保険とは、
預けたお金をドルで運用してもらえる保険です。

今、マイナス金利の影響で保険会社はたいへんです。
円建ての保険の運用がきつくてしょうがない。
保険料金も値上がりしまくり、利回りも悪くなっています。

円建てと、ドル建て。
もはや利回りも保険金倍率も雲泥の差です。

例えばこの場合（1ドル110円計算）

• 30歳の男性
• 65歳までの払い込み
• 終身保険
• 保障額500万円（45,000ドル）

支払い総額は、
円建ての場合　445万円
ドル建ての場合　290万円（24,456ドル）

⇒ドル建ての方が115万円も安く済みます。

保険料の貯まり方もドル建ての方が良いです。
詳しくはこちらをご覧ください。
→「ドル建て保険はなぜ人気？強烈な２つのメリット！」

短期払い

「毎月毎月、65歳まで払い続けますよ。」
「一生涯払い続けますよ。」
という方が多いと思いますが、

じつは払込期間は自由に決めれるんです。
そして、払込期間が短いほど利回りは良くなります。

 

ドル建て短期払い

ドル建てと、短期払い、この２つの合わせ技をするわけです。

具体的には、

といった所でしょうか。

保険の窓口で「ドル養老18年10年が見たいんですけど」なんて言ったら、
それはそれはギョッ！とされるでしょう(笑)

利回り、
保険金倍率ともに、
学資保険とは比べ物になりません。

結局、学資のための保険は必要ってこと？たった1つの判断基準！

シンプルに1つだけ。
いろんなサイトにいろんな事が書かれてるけどね。

必要かどうかの判断基準は、
教育資金を確実に残してあげたいか否かだと思います。

確実に残してあげたいなら必要です。

「まぁ子どもの人生だし、自分でなんとかさせよう！」というなら必要ないでしょう。

まとめ

本当に世の中にはいろんな選択肢があると思います。
定期預金、財形、FX、株、金、暗号通貨などなど

ずっとこの業界にいますから、
それなりに知識がある方だとは思います。

でも確実に残したいのであれば、
保険以上のものはないとぼくは考えています。

あったら知りたいので教えてください。

ただ、
学資保険という名前の保険はあまり有利ではありません。

だから現時点では、
「ドル建て短期払い」が良いと思いますよ☆