でも金融リスクについてもちゃんと把握しておこうね。
こんにちは、
部屋に横たわる大仏くんマスクを見た妻に「怖いから目に入らない所にしまって」と言われた、
FPの大仏くんです。
ドル建てと聞いて、
「怖い!」「安全なの!?」という感想を持つ方も多いと思います。
でも、一体何が怖いのか。
ちゃんと把握してますか?
今回は、
ドル建てのリスクについてお伝えしましょう。
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ドル建て保険の3つのリスク
ドル建て保険とは、
預けたお金をドルで運用してもらえる保険です。
円建てに比べて非常に利回りが高い!
でもリスクもあります。
ドル建てなので、為替の影響を受けるんです。
具体的にはこんな感じ。
- 万一時にもらえる金額が変わる。
- 保険の中に貯まっている金額が変わる。
- 月々の支払い額が変わる。
1つずつ解説しましょう。
①万一時にもらえる金額が変わる
保障額は、その月の為替レートによって決まります。
そのため、万一時にもらえる金額がその時によって変わるんです。
《保障が3万ドルの保険に入ったら》
1ドル=100円の時に亡くなったら
→3万ドル×100円=300万円もらえる。
1ドル=110円の時に亡くなったら
→330万円もらえる。
1ドル=90円の時に亡くなったら
→270万円もらえる。
②保険の中に貯まってる金額が変わる
保険の中に貯まっているお金もドルで運用されています。
そのため、解約したタイミングで受け取れる金額が変わるんです。
《保険の中に1万ドル貯まってたら》
1ドル=100円の時に解約したら
→1万ドル×100円=100万円もらえる。
1ドル=110円の時に解約したら
→110万円もらえる。
1ドル=90円の時に解約したら
→90万円もらえる。
③月々の支払い額が変わる
毎月の支払い額は、その月の為替レートによって決まります。
そのため、支払う金額も毎月変わるんですよ。
《月々の支払が100ドルの場合》
その月の支払いは、
100ドル×113円=11,300円
来月1ドル=115円になったら?
→11,500円
再来月1ドル110円になったら?
→11,000円
払えなくなるピヨ!
確かに、もし1ドル150円なんてことになったら、
支払いは10,000円→15,000円!
そこまで行くと保険というか日本がやばいですが、
可能性が0ではありません。
そういう時は減額しましょう。
安心して支払える金額まで部分的に解約しちゃうんです。
それは大丈夫。
保障もドルの影響を受けるからね。
↓↓↓
《保障が3万ドルの場合》
1ドル=100円の時には
→保障は300万円
1ドル=150円になっちゃたら
→保障は450万円に!
たとえ3分の1を解約しても、保障は300万円
元の保障額に戻るだけでしょ☆
それでもドル建ての理由
それでも多くの人がドル建てを選ぶんですよ。
これだけ見るとリスクのかたまりみたいな印象ですが、
そんなことはありません。
それでもドル建てを選ぶ理由がちゃんとあるんです。
理由は2つ。
- 補って余りある利回り
- リスク分散
こちらについては別記事で詳しくお伝えしています。
→「ドル建て保険はなぜ人気?強烈な2つのメリット!」
また、毎月積み立てる保険について凄く大切な考え方があります。
「恐れることはない」とわかるので、ぜひ合わせてご覧ください。
→「積立投資の基本!ドルコスト平均法を日本一わかりやすく!」
まとめ
ということで、
ドル建て保険でいわれるリスクはこの3つ。
- 万一時にもらえる金額が変わる。
- 保険の中に貯まっている金額が変わる。
- 月々の支払い額が変わる。
でもね、これだけ見て
「リスキーだからやめよう」
というのはあまりに勿体ないです!
というか逆に危険な思想かもしれません。
さっきも出ましたが、こちらも合わせて見てほしいと思います。
→「ドル建て保険はなぜ人気?強烈な2つのメリット!」
→「積立投資の基本!ドルコスト平均法を日本一わかりやすく!」
リスクをしっかり理解して、
有利に資産を作っていきましょう☆
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