ご妊娠おめでとうございます!
この記事を読んでいる方の中には、もちろん妊娠はこれからという方もいると思います。
それでもまずは、妊娠・出産された方達にお祝いしたいのです。
数多の奇跡をくぐり抜けて、その妊娠は成ったのですから。
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僕たちは奇跡だ
雷に撃たれる確率は
1/1000万
隕石が頭に直撃する確率は
1/100億
あなたがあなたとして生まれてくる確率は
1/1400兆
だそうです。
もうなんだかよく分からない数字ですが、とにかく僕たちは奇跡の集合体ということです。
妊娠を体験すると(体験したのは妻だけど)、考え方や価値観に少なからず影響が出てきます。
缶ビールを片手にブヒブヒと鼻を鳴らしながら夜道を千鳥足で歩くおっさんを見ても、
「ああ、このおっさんも誰かがお腹を痛めて生まれてきたんだな。つわりを乗り越え、産婦人科に通い、生活を切り詰めて教育資金を捻出されたりしながら。家族の愛情をそそがれて育ったんだな。」
と思うものです。
世界はそんな素晴らしい生命で溢れています。
見えない不安
ところが、世知辛い人間社会は、ただ幸せな気分でいることを、そう易々と許してはくれません。
妊娠した瞬間からやるべきことが大量に発生するからです。
今まで、気にもとめていなかった事が大きな顔をし始めます。しかもその顔ぶれは、とっつきづらく、見えづらい者ばかり。
保険、社会保障、税金。
おいおい一体いつからそこにいたんだと問えば、彼らはこう答えます。
「あなたが生まれる前からずっといたんですけど・・・。」
そう、見えづらかっただけで、彼らはずっとそこにいました。そしてやっかいな事に、彼らの存在を認識したからといって、彼らが見えやすくなるわけではないのです。
妊娠すると誰もが不安に思います。
「一体いくらお金がかかるんだろう?」
「どんな保障があるのかな?」
「ちゃんと育てていけるだろうか?」
この不安の原因はたった一つ。
「見えない」からです。
人はただ見えないというだけで、言いようのない恐怖を感じます。
試しに、かわいらしい子猫を中の見えない箱に入れて、目隠しをした友人に手を突っ込ませてみてください。ギャーギャーとわめきながら、おそるおそる箱の中に手を伸ばす友人。毛が触れた瞬間「ひぃっ」と悲鳴をあげます。子猫がその手を舐めようものなら、友人は絶叫してもう勘弁してと泣き始めるでしょう。
見えない、知らない、わからない。
これが大いなる不安の原因です。
これはもう仕方のないことです。
まったく見知らぬ島に入ろうという時に「冒険のにおいがするー!」といって目を輝かせるのは、麦わら帽の海賊くらいでしょう。
しかし、逆に言えば見えているものはそんなに怖くありません。
麦わらのゴム男に不安がないのも、何かあれば最悪パワーでねじ伏せればいっかと思っていて、それが出来ることが目に見えているからかも知れません。
「なるほど、つまり社会保障やら教育資金についても、見て知っていれば問題ないんだな」
と思った方。
その通りではありますが、それで片付くならFPはいりません。
見えないという事の他に、もう一つやっかいな問題があるのです。
わかりづらいという合わせ技
それは「わかりづらさ」です。
普段あまり関わらず、見えにくい上に、ものすごくわかりづらいのです。
「出産手当金」という言葉を耳にしたあなたが、いくらもらえるのか調べたとしましょう。
グーグル先生に検索をかけるとどうやら協会けんぽの管轄のようです。実際に「出産手当金」でいくらもらえるのかについての、協会けんぽのページを見てみましょう。
ちなみに、しっかり読まないで下さい。一瞥するだけで結構です。しっかり読むと時間がかかりすぎて疲れてしまいます。
これが協会けんぽの記述です↓(パッと見るだけでいいですよ)
どうでしょう。
読むのが面倒過ぎて呼吸を忘れたのではないでしょうか。
僕がはじめてコレを見たとき、思わず目をつむり天をあおぎました。
「え、1日あたりって何?一律じゃないの?」
「標準報酬月額って平均のこと?」
「支給開始日っていつだよ?」
と、色んな疑問が湧いてきました。
結局何が書いてあるかというと、
「月収30万の人は、65万円くらいもらえるよ。月収25万の人は54万円くらいもらえるよ。」
と書いてあります。ただそれだけの話です。
しかし、これを自力で理解するには、「支給開始日」がいつのことなのか調べないといけませんし、「標準報酬月額」が何者なのか突き止めなければいけません。さらにムカつくことに、「標準報酬月額」をけんぽ内のページで検索するとこんな説明が出てきます。
↓(ひと睨みするだけでいいですよ)
絶望です。
誰が読み切るのでしょうか。
しかも、ここには「4月5月6月の平均額をほにゃらら~」と書かれていますが、実はこのページ。出産手当金には一切関係ありません。
出産手当金の標準報酬月額はただ12ヵ月の平均するだけで良いのです。
にも関わらず、同じ名前でまったく関係ない「標準報酬月額」の説明書きが出てきます。
なぜこんなトラップを?まったくカオスです。
さらに、「支給開始日」と言われたらほとんどの人は言葉の通り、「お金が支給された日」だと思います。つまり手当が銀行に振り込まれた日を想像するはずです。
しかし、それは間違っています。「支給開始日」とは産休開始日のこと。そして、これは何とHPのどこにも書いてないのです。信じられるでしょうか?
繰り返しになりますが、ここには
「月収30万の人は、65万円くらいもらえるよ。」
と書いてあるだけです。
それだけを知るために、脱出ゲームのような作りのHPを彷徨わなければいけません。
かといって無視できない
もう見なくていいじゃないか。
なんとかなるだろ。
という気持ちになるのは痛いほどわかります。ですが、それでは漠然とした不安を取り除くことはできません。知識として必要だと、なんとなくわかっているからです。
例えばあなたは、
「子供が入院した時のために、保険に入っておかなくちゃ。」
と考えたとします。
この人は子供が生まれるやいなや保険に加入。毎月毎月、保険料を払ってあげます。愛する我が子のためです。そして中学卒業を迎える頃、ママ友がこんな話をしているのを耳にします。
「医療費って中学卒業まで全額免除でしょ?卒業したら保険とか入った方がいいかしら?」
えっ、今なんと?全額免除?あなたがこの事実を知っていたら、15年分の保険料は丸ごとあなたのエステ代にできたかも知れません。
世の中は知らないと損をすることがたくさんある。それが、なんとなくわかっているから、しっかり見えなければ漠然とした不安が消えないのです。
お金の不安の解消法
- 見えないものは不安
- 調べようとしてもわかりづらい
では一体どうすれば、簡単に不安を消すことができるのでしょうか?
答えは、
人に聞くことだと思います。
当たり前だと思うかもしれません。
しかし、多くの人は自分で調べ、自分で解決しようとしてしまいます。
もちろん時間をかければ、それも不可能ではありません。
不可能ではありませんが、恐ろしく時間がかかるし、世の金融マン達のトラップに気付けるかはわかりません。
先人達の経験を糧に出来ればそれに勝ることはないと思うのです。
誰に聞けばいい?
では誰に聞けばいいのでしょうか?
これはやはり
- ファイナンシャルプランナー(FP)
- ファイナンシャルアドバイザー(FA)
といった人が良いと思います。
「ということで!大仏相談にジャンジャンお申込みください!」と言いたいところですが、それだとただの営業記事になってしまうのでやめておきましょう。
僕たちに頼らなくても解決できるよう、
- どんなFPなら安心なのか?
- どんなFPがいるのか?
- 良いFPの見分け方
- なぜ親や友人ではないのか?
この辺りを次回話していきたいと思います。
※僕もFPであり、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)です。
大仏くんメディアはそういったFPの窓口でありたいとも考えています。
だから、もちろん僕たちに問い合わせるのも全然OKですよ。
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