社会保障

児童手当の特例給付廃止!?一体何が変わるのかしっかり把握しよう!

こんにちは、ゆりかごチャンネルの田中です。

先日、妻からニュースの記事が送られてきてびっくりしました。
児童手当の特例給付廃止!

僕もマジかよ!と思ったんですけど、まだ狼狽える段階ではありません。
児童手当がなくなるわけじゃない。特例がなくなるだけです。その上、本当に変わるのかもまだわかりません。

むやみに不安にならずに、しっかり現状を把握しましょう。

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児童手当ってどんなのもの?

違いを把握するために、いまの制度を超特急でおさらいします。

児童手当は、

0歳~2歳は毎月15,000円。
3歳~15歳の3月、つまり中学卒業までは10,000円もらえるという制度です。
しかし、所得が高すぎると毎月5,000円しかもらえません。

これを「児童手当の特例給付」といいます。

所得はいくら以上あると5000円になっちゃうの?というのは、扶養している人数で決まります。
夫婦のうち高い方の所得で計算しますよ。

たとえば共働きでこどもが1人なら、扶養は1人ですね。

夫婦のうちどちらかが年収875万以上だと5000円しかもらえません。
子供が2人なら、年収917万
子供が2人で専業主婦なら、年収960万が所得制限です。

《収入と所得の違い》

「収入」・・・額面の給料、総支給額のこと。

「所得」・・・収入から給与所得控除を引いたものです。
会社勤めの方は給料から自動的に給与所得控除が決まるので、大体表のとおりになりますよ。

ちなみに、
「手取り」は所得からさらに、社会保険料や税金を引いたものです。

制度の変更点は?

変更点は2つ。

  1. 給付特例の5,000円がなくなる。
  2. 所得制限が夫婦合算になる。

何が問題なの?

この変更の何が問題なのかというと、
今までならもらえてたよっていう人が、もらえなくなるかも知れないんです。

《共働きでそれぞれ年収500万、子供2人の場合》

今までは夫婦のうち所得の高い方だけ制限内ならよかったので、500万なら余裕でした。
しかし、夫婦合算したら1000万円になっちゃいます。
制限を超えちゃいますね。

子供2人で毎月3万円もらっていたのが、さっぱり無くなってしまう

児童手当って子供1人つき総額200万円くらいになるんです。2人なら400万。これが一切もらえなくなってしまうんです。

一応、この所得制限は上げる予定です。
しかし、いくらに設定するかまだ決まっていません。

なぜこんな事を?

なんと、「少子化対策の為」と言ってるんですよ。

今回の改正で、約900億円が浮くそうです。
この900億っていうのも、所得制限が決まってないのにどう算出したのか謎ですが。

とにかく、浮いたお金を、待機児童を減らすため。
保育園を増やすために使うとの事。

「いやいや、それ少子化対策にならないでしょ!」

「子育て支援の費用を用意するのに、子育て支援削ってどうすんだよ!」

という意見が続出中です。

「稼ぐほど損するな!」
「子育てバツだ!チャイルドペナルティーだ!」

なんて言う風に言われちゃってますね。

これからどうすればいい?

大事なのは、状況をしっかり把握すること。
むやみに不安になってはいけませんよ。

そもそも、まだ決まっていません。
どうなるかもわかりません。

制度内容が確定した時に、所得制限が全然関係ないなら放っておけばいい。

ギリギリで超えちゃいそうなら、イデコとか何か控除を使って所得を調整したらいい。

もう無くなっちゃうなら、収支計画を立て直しましょう。

まとめ

  1. 給付特例の5,000円がなくなる。
  2. 所得制限が夫婦合算になる。

でもまだ確定じゃないので、冷静にね。
という話でした。

※この記事は2020年11月15日時点のものです。

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